決して他人事じゃない預金の不正引き出し & いすみ市大原の絶景と九十九里ビーチタワー(2)
ここのところメディアを賑わせているゆうちょ銀行の不正利用問題ですが、なんと私もやられてしまいましたw 笑い事ではないかも知れませんが、私の場合は被害額も少なかったこともあって「笑うしか無いやろ」(なぜ関西弁?)といった感じです。
クラッキング(不正侵入)には、いくつかの手口があるようですが、IDを持ってパスワードを突き止める「ブルートフォース攻撃」という、片っ端からパスワードとして使用可能なすべての文字列を組み合わせて総当たり的に突破を試みる手口が一般に知られていました。
最近流行っているらしいのが「リバースブルートフォース攻撃」で、今回のクラッキングの多くで使用されていた手口と予想されています。これは特定のパスワードを複数のIDに対して用いてログインを試みる方法です。
このやり方であれば、パスワードを間違え続けてアクセスロックされるといったことがなくなるので、「辞書攻撃」(人名や辞書に載っている英単語など、覚えやすい意味のある文字列を用いてログインを試みる)や、「パスワードリスト攻撃」(攻撃者が別の手段で事前に入手したIDとパスワードの組み合わせを利用してログインを試みる)などの手口と併用されるということです。
私は辞書攻撃については受けない自信がありますが、パスワードリスト攻撃は受ける可能性がある気がしました。実際には犯人に聞いてみなければその手口は判りませんが、決して他人事ではないということです。
実は今回の被害が初めてではなく、以前にクレジットカードの不正利用をされたことがあります。その際にはクレジットカード会社から電話が来るまで気づかなくて、その後クレジットカードを作り直したりと大変でした。
驚いたのはクレジットカードを作り直す際、新規作成と同じ審査を受けなければならなかったことで、なんとも理不尽な対応をさせられていると感じたものです。今回も警察に行ったり、電話で話したりと、結構な時間を取られて嫌になっちゃいました。
現在、政府からも推奨されているキャッシュレス決済ですが、これからも被害はなくならないでしょうね。ただ、被害はなくならないかも知れませんし、個人で出来ることは限られているとは思いますが、何もしないのはあまりに危険です。皆さんもお気をつけくださいね。
さて、大原にある発坂峠古戦場と小浜八幡神社、そして九十九里ビーチタワーにソロツーリングで行った際に撮影した画像をご紹介する2回目です。
前回は主に、とても異様な雰囲気がただよう発坂峠古戦場でほとんど動かずに撮り、その後大原漁港から小浜八幡神社の坂を登っていくところまでの画像をご紹介しました。
今回は、小浜八幡神社から見えるとても美しい海「丹ヶ浦」と、昔の月9でロケ地となった「城山青年会館」を中心に撮っています。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2020を使用しています。
D810, 24-120mm(55mm), f/13, 1/60, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
鳥居の先に階段が見えます。平日の午後なので、とても静かでのどかです。本来参拝は朝行うものなんですが、この後のスケジュールの都合で午後になりました。
D810, 24-120mm(38mm), f/13, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
社務所も閉まっていました。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
神社に向かう階段の脇道を進むと、月9のロケ地「城山青年会館」が見えます。しかしなんという美しい背景のロケーションなんでしょう。外房は東向きなので、午後になると順光になって、とんでもない青さの海と空が見えることがありますが、この日はとても美しかったです。
D810, 24-120mm(40mm), f/13, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
「城山青年会館」を少し寄りで撮ってみます。ドラマではカフェバーという設定だったらしいんですが、、、あ、ドラマは見ていましたよ。でもほとんど覚えてないです。このドラマで見て橋本奈々未さん(元乃木坂46)のファンになったので、それはよく覚えています。
D810, 24-120mm(98mm), f/13, 1/100, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
ドラマで使われた「CAFE BAR MINATOKU」の看板が未だに残っています。これはファンにとっては嬉しいことでしょう。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上から見下ろす「丹ヶ浦」です。この美しさが衝撃的で、ここの近所に住みたいと本気で思いました。
D810, 24-120mm(24mm), f/10, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
少しだけ寄ってみます。立ち位置が限られているので難しいとはいえ、見た時の感動は写せていませんでした。人の感覚はいい加減なので、これが記録色なんでしょう。
D810, 24-120mm(40mm), f/10, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
太平洋に面した外房なので、九十九里浜のようなイメージを持ちがちですが、このサイズ感が好きですねぇ。
D810, 24-120mm(31mm), f/10, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
海を背に、看板を主役に撮りました。緑と青が良い感じです。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
そしてまた逆光の町並みです。ある一軒の家の屋根が反射で光って綺麗でした。
D810, 24-120mm(40mm), f/13, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
上から漁港を撮りました。町の多くを見渡せる雰囲気が鎮守社として良いのではないでしょうか。
D810, 24-120mm(55mm), f/13, 1/80, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
神社が見えました。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/30, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
なんか深い横穴が空いていました。右と左の穴は中で繋がっているのでしょうか、気になるところです。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
また違った場所から「丹ヶ浦」を撮りましたが、それだけ気に入っていました。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
神社のある小山のてっぺんに遊歩道があったので、一周してみます。先程よりも良い感じで漁港が見られました。
D810, 24-120mm(24mm), f/13, 1/40, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
こんな感じの歩道でした。空のグラデーションが堪りません。
D810, 24-120mm(50mm), f/4, 1/50, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
進んでいくと若干険しさを連想させるような道になってきます。
D810, 24-120mm(78mm), f/4, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
樹の葉の隙間から砂浜が見えたのでまたまた撮ります。
D810, 24-120mm(30mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
電線?が邪魔ですが、やっぱり海も撮ります。
D810, 24-120mm(120mm), f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
いきなり場面は変わって参拝です。おとなしく参拝して離れようと思ったのですが、この賽銭投入口が珍しいと思ったので、とりあえず撮っておきました。賽銭泥棒か賽銭箱が強風で飛んでしまうためかは不明ですが、多分そういった理由で賽銭箱が置いていないのでしょう。ガラス戸の一部にガラスがなくて、拝殿の中に直接賽銭を投入する仕組みです。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
拝殿を引きで撮ります。かなり年季が入った建物です。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
この日の撮影では、この画が一番好きですね。日差しが強く鳥居が陰ってしまうために開放で撮りましたが、絞ったバージョンも撮っておけば良かったかと後悔しています。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
絞り忘れて開放のまま撮ってしまいまして、周辺が光量落ちしています。まあでもf/4でこの写りだったら、セッティングを表記しなければ分からない程度かも知れませんね。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
これも開放バージョンです。光源が近いこともあってか、やはり白っぽい空になってしまいました。あと、草の詳細感がないですね。これも絞ったほうが良かった画です。
D810, 24-120mm(24mm), f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
レトロな郵便ポストがありました。久しぶりに変わったポストを撮った気がしますが、光量落ちと陰った感じもレトロです。
D810, 24-120mm(70mm), f/7.1, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
中望遠の画角で、さらに中間くらいのイメージで絞ってみました。ポストは良い感じですが、背景の自販機が若干うるさい雰囲気でした。
今回は以上です。
人の目というのはいい加減なもので、見た瞬間の感動によって、そのものよりも美化して記憶してしまうところが往々にしてあります。これは味覚でも聴覚でも同じような経験をしたことがあります。
ですから今回の丹ヶ浦の画、自分の記憶と撮影結果のギャップに戸惑ってしまうのは想像に容易いのですが、私以外の多くの方が今回の画像だけを見たら、とても美しい海だと感じていただけるのではないでしょうか。
今回の撮影結果のギャップを推測しますと、小さい湾ながら目前で見た距離感とか、視界いっぱいに広がる感じ(狭いんですけどね)にインパクトを受けたんですが、写真にしたらミニマム感が増してしまいました。
さらには撮影した時間帯が少し遅かったために、順光で空は青かったですが、その青を維持できるギリギリ早い時間で撮っていたら、結果も変わっていたと感じます。やはり陰の入り方が強すぎました。
かと言って、この時間帯の撮影だったからこそ、鳥居の向こうに町を見下ろす逆光の画も撮れた訳ですし、トイレのバックの色濃い青空も撮れなかったかも知れないので、失敗とは言い切れません。
作品として一写入魂で撮る方であれば、そのタイミングをじっくり待って撮るのでしょうし、それが良いと思いますが、私は時間の流れやポジションが、流動的に流れる中で切り取りたいと思っているのでこうなります。
なので私の場合は、自分の感性の中の最低ラインをクリアすれば、どの写真も平等で同列なんです。ストックフォトに写真を投稿する時にはなるべく客観視して画像を選ぶようにはしているつもりですが、ぶっちゃけ他人の評価など分かりませんからw
Instagramでも自分が良いと思った写真よりも、そうでもないと思った写真のほうが“いいね”が多いことが日常的に起きています。そこを狙って出せないところが私がウェブマーケティングの才能がないところなんだと思います。
それでも自分は表現者だと思っているので続けていきますよ。次回は九十九里浜にある九十九里ビーチタワーに移動して、夕方から夜にかけて撮影した画像をご紹介します。ちょっとお時間がかかるかも知れませんが、宜しければまたお越しください。
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