姉妹サイトの更新を再開しました & 手賀沼サイクリングロードと道の駅をはしご(2)
前回記事でお伝えしましたが、ここ最近仕事の取り組みを変更したおかげで時間が作れるようになったので、いろいろとこれまでのコンテンツを確認してみたところ、ふと、姉妹サイトの「RED SHIELD – PHOTO GALLERY」の更新を3年以上もサボっていたことに気づきました。
「RED SHIELD – PHOTO GALLERY」は、右のサイドバーにリンクを常設してあります。本サイトで掲載した画像の中で良い画像を選別し、補正し直して少し大きなサイズで書き出して掲載しているポートフォリオサイトです。そしてそちらのサイトではまったく語っていません。
文章がないのでSEO的には宜しくないサイトではありますが、カメラのスペックとかレンズの種類などは関係ない「単なる写真」を公開するというスタンスのサイトです。
で、久しぶりの更新だった訳ですが、今のところ再開後は毎日1記事ずつ更新しています。流石に3年も放っていたので先は長いですし、本サイトには永遠に追いつけないんじゃないかと考えていますが、昔撮った写真を見返してみるのは思った以上の発見があってとても良いです。
カメラをはじめて7年目に入った私は、ここまでほとんど上達していないと自分では思っていましたが、昔の写真を見てみると、今も下手ですが、さらに輪をかけて下手でしたねw
ということは、ゆっくりじわじわとしたものかも知れませんが上達しているようです。特にD3100の頃の写真を見てみると、カメラの性能も相まって「うわっ、よくこんな写真を公開してきたな」と感じるほどのクオリティでした。
それでも魔法の道具(Photoshop)があるので、そこそこ見られるようにはしていますが、撮って出しなど恥ずかしくて出せません。その後D7100になってからは画質が向上したとともに、マシな写真も少しは多くなりました。
やはり「何で撮るか」よりも「何を撮るか」だ。と言ってはみても、やはりカメラとレンズの性能って大事だな。と、改めて感じました。同じニコン製の機種を買い増してきた自分の感覚では、画像処理エンジンとISO感度の性能差が特に目立ちますね。
画素数が違うとダイナミックレンジが変わるとか言いますが、私は比べたことがないので厳密には判りません。レンズマウントは同じニコンFマウントですから、違う本体で同じレンズを使えますので、センサーサイズの違いも含めて出た画には違いが出ます。
そういった、以前はあまり考えなかったようなことを考えながら昔の写真を扱っていると、いろいろな気付きがありますし、自分が撮影した画像ながら新鮮に感じます。今のペースで更新を続けるのは難しいとは思いますが、なるべくサボらずに更新していきたいと思います。
さて、緊急事態宣言が解除されてから初のロケーション撮影として、県北、柏市の手賀沼に隣接する「道の駅 しょうなん」に行きました。手賀沼やサイクリングロード、そして白鳥を撮った画像をご紹介する2回目です。
前回は手賀沼沿いのサイクリングロード(遊歩道)を少し歩きながら、手賀沼を撮ったり、道を撮ったり、サイクリングや散歩をする人を撮ったりもしましたが、やはり白鳥の前では時間を掛けて撮影しました。
今回も同じような感じですが、道の駅から一番近い展望台で撮ってから、標準レンズを単焦点レンズに交換して、立体感のある画像を意識して撮りました。白鳥も単焦点で撮っているので、前回とは違った雰囲気になっていると思います。
撮影は愛機ニコンD810、レンズは標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)と、単焦点レンズ(AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2020を使用しています。
D810, 24-120mm(55mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
あまり高くはないですが、良い雰囲気の展望台がありました。
D810, 24-120mm(48mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
そして展望台の直ぐ側に木製のステップがあって、水面の上まで出られるようになっていました。
D810, 24-120mm(30mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
展望台の上から手賀沼を撮ってみます。高さはそれほどではありませんが、それなりに見晴らしは良いです。
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
同じく展望台から、先程のウッドステップを撮ります。とてもデザイン性が高いステップですが、、、
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
サイクリングロード側を撮ります。のどかな風景です。
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
前述のウッドステップ、、、立入禁止になっていました。老朽化のせいなのか、台風などの自然災害のせいなのかは不明ですが、入れませんでした。
D810, 24-120mm(120mm), f/8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
田んぼと畑の間の道を走るロードバイクを撮りました。
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
トラ模様のカラーコーンが悲しいですが、入れなくても木の味わいと沼の関係は良い感じに見えます。
D810, 24-120mm(24mm), f/8, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
広角で広く撮ります。良いスポットだと思います。
D810, 85mm, f/1.8, 1/6400, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
ここでレンズを単焦点85mmに交換しました。そしていきなり開放でサイクリングロードを撮りました。85mmを使って引きで撮る時にはフォーカスがよく見えなくて難しい感じがありますが、マニュアルフォーカスで撮っています。そしてこの時15時、明るいのでISO感を64にして撮りました。
D810, 85mm, f/1.8, 1/4000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
引き続き開放で撮ります。通り過ぎる自転車が、私が考える85mmのスイートスポットに入ってくれました。フォーカスポイントが近いほうが見えやすいです。
D810, 85mm, f/1.8, 1/2500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
単焦点にしたところで改めて白鳥を撮ります。開放おじさんになっていますね。
D810, 85mm, f/1.8, 1/2500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
開放のままちょっと離れた位置の白鳥を撮ります。これはマニュアルフォーカス練習も兼ねています。
D810, 85mm, f/1.8, 1/3200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
85mmの良い部分、被写体がクッキリとした立体感を出してくれます。補正によって羽が淡く輝く雰囲気にしてみました。
D810, 85mm, f/1.8, 1/3200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
この日は歩いているシーンばかりだった白鳥ですが、今日初の泳いでいるシーンです。
D810, 85mm, f/1.8, 1/5000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
白鳥の顔に寄ってみました。被写体が人ではないのである意味残念ですが、いわゆるポートレートレンズっていうのはこんな感じですかね。あと1つ疑問が、この画像のような場合、瞳AF(動物AF)はちゃんと働きますかね。どうでしょうか。
D810, 85mm, f/1.8, 1/3200, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
優雅に泳ぐ白鳥ですが、背中のあたりの羽が白飛びしちゃいました。
D810, 85mm, f/1.8, 1/5000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
これもポートレート風ですが、果たして私はどこに行きたいんでしょうかねw 中望遠の単焦点らしい画になりました。
D810, 85mm, f/1.8, 1/4000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
これは目がバッチリ見えますので、これだったら瞳AF(動物AF)で捉えられそうな気がします。(実は想像もつかない)
D810, 85mm, f/1.8, 1/2500, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
かなり無理がありますが、これは白飛びも表現のうちと、強引に言ってみます。輝く白い羽根といった感じですが、う〜ん、もうちょっとなんとかできなかったのかなぁ。。。(反省)
D810, 85mm, f/2.8, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
絞りをf/2.8にしてISO感も100にしました。それでもボケすぎな感じです。
D810, 85mm, f/1.8, 1/8000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
また開放にして、ISO感はそのまま100で用水路の水を撮りました。透明感は高くありませんが、水の流れとキラキラは好きなやつです。
D810, 85mm, f/1.8, 1/8000, ISO64, 撮影モード絞り優先オート
今度は手前の土手にフォーカスして、キラキラを若干ボカしてみました。手前の緑が生々しくて結構好きです。
今回は以上です。
85mm単焦点レンズの場合、撮影環境とかシチュエーションによって使いづらくなったりもしますが、これだけ広々した空間を持つ場所で使うと、レンズの強みを発揮できる気がします。
実際、屋内でブツ撮りなどを行う際に単焦点マクロなどを使うと、高画質で有名なタムキュー(タムロン SP Di AF 90mm f/2.8 MACRO)では、被写体との距離が取れずに結果使えない。ということになることがあります。
私がこれまで撮った物撮りでは、APS-Cカメラの場合では長くてもせいぜい70mm、小さな撮影スペースの場合には50〜60mmくらいでやっと撮影が始められるといった感覚でした。
APS-Cで90mmを使うと135mm(35mm換算)になってしまいます。室内で使うことを考えると長すぎる訳です。であれば、フルサイズ機だったら90mmを使えるじゃん。と思うのも道理ですが、個人的には正直使いにくいというのが率直な感想です。
それであれば50〜60mmくらいのレンズで、被写体との距離を操って撮ったほうがやりやすいというのが率直な意見ですし、焦点距離が短いレンズは寄れるレンズが多いのも使いやすい理由です。
みなさんもいろいろと試してみるのをオススメします。
話を戻して、手賀沼脇のサイクリングロードで使った85mmは、自分が動くことが前提とはいえ、いろいろなチャレンジをすることができました。さらにマニュアルフォーカスの練習もできて良かったです。
ただ、日中の明るい環境の中、単焦点レンズを使って開放で撮ろうとすると、シャッターが反応しなくなることがあります。これはシャッタースピードが限界値を超えてしまうためです。
ですから絞りをf/1.8で固定した場合、シャッタースピードは1/6400では足りなくなって、ISO感も100では大きいと判断されたりします。D810の場合、シャッタースピードは1/8000、ISO64も常用なのでエントリー機よりは多少の無理?が効きます。
感度については減感するという考え方もありますが、常用の範囲を超えると増感でも減感でもノイズが乗ってきますので注意が必要です。まあ絞れば良いんですけどね。。。
追い込んでいくことが楽しい単焦点レンズ、長いもの、短いもの、明るかったり明るくなかったりと、色々とありますけど奥は深いと感じます。一緒に楽しみましょう!
次回は、緊急事態宣言が解除されてから初のロケーション撮影で撮った画像をご紹介する3回目です。次回は別の道の駅にも行っています。
宜しければまたお越しください。
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