友人がRX100を買ったので…
以前「鹿野山で夜景撮影、手持ちで露出調整をいろいろ試してみた。」で一緒に撮影していた友人のTさんが、持っていたコンデジで夜景が上手く撮れなくてショックを受けていたのですが、その後画質が良いと巷で大評判のデジカメ「SONY DSC-RX100」を買ったということで、一眼レフの話題ではないけれど今回はTさんのカメラに少し注目してみたいと思います。
90mm, f/5.6, 1/125, ISO2800 ←なんだ?このISO値はw
まあ最近のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は、どのメーカーの機種でもそれぞれ美しい画像を撮影できると思うのですが、RX100は他のコンデジよりも大きなセンサーと、高級レンズの老舗カール・ツァイスが標準で搭載されているということで、本格派のカメラ好きからも注目されています。
高級レンズといえば他にはPanasonic製のLUMIXに搭載されているライカがありますが、どちらもファンの心を捉えて離さない魅力ある表現力を持ったレンズです。ネット上でいろいろな写真を見ている限り、個人的な画の好みで言えば私はカール・ツァイスの方が好きかな。って感じです。
話が逸れましたがRX100は現在RX100、RX100Ⅱ(M2)、RX100Ⅲ(M3)の3種類が出ています。Tさんが買ったのは後ろに番号がついていない標準機種のRX100ですが、2012年の発売ということで価格がこなれてきたのもあり、発売後2年経っているにも関わらず未だに人気が衰えない機種です。
ここでざっくりと他のRX100についてお話しすると、
RX100Ⅱ(M2)
M2(2013年発売)は標準のRX100に比べると、CMOSセンサーにRがついたものになったり、ISO感度が12800まで使えるようになりました。レンズは同じですが、WiFi機能が搭載されています。
RX100Ⅲ(M3)
M3(2014年発売)のセンサーはM2と同じですが、標準とM2の有効画素数が2020万画素のところ、M3は2010万画素になっていて上級機種としては珍しいスペックです。レンズは他の2機種が28-100mmF1.8-4.9のところ、M3は24-70mmF1.8-2.8になっていて、カール・ツァイス得意の広角から標準あたりの焦点距離に、より特化して明るいレンズを採用していると言えます。ポップアップファインダーやチルトモニターも搭載しています。
他の比較サイトなどを見てみても、画質に関してはそれほど大きな差はないようですが、用途に合わせて選ぶことが出来るのは良いと思います。
個人的にもRX100にはとても興味を持っていたので、撮影した写真を見せてくれと頼んでいました。購入時はTさんの仕事が忙しかったようで、買ったけれど箱を開いていないような状況だったようですが、数日後にメールで写真を送ってくれました。
掲載許可を貰いましたので、その中から数枚の写真をピックアップしてご紹介したいと思います。
富津岬での撮影です。
私が撮影したのではないのでコメント等は割愛しますが、とても美しい画像です。この時は買ったばかりなのでオートで撮影しているようです。しかし明るいところでの撮影では他のコンデジとそれほど大きな差は出ないかもしれないと思い、「夜の撮影」と「近影撮影(ボケ味)」のリクエストをしましたら驚きの写真が送られてきました。
見事です。これがコンデジの実力かと思うと、安物のデジイチをマニュアルで「あーじゃないこーじゃない」とやっているのがバカらしく感じます。たださすがに万能ではなく、望遠が苦手だったり専門的な設定を求めると少し物足りなくも感じますが、画質は素晴らしいものだと思います。
以上のような品質を持ったコンデジですので、スペック上も撮影結果も私のD3100よりも優れているというのを実感として感じています。ただ個人的には“そこではない”価値観を強く持っていますので色々と感じるところはあっても、あまり気にしないようにしています。
しかしとても美しい写真が撮影できているようですので、一緒に撮影した時などには私の下手くそな写真と合わせて、またRXの写真もちょこちょこご紹介したいと思います。
次回は台風一過の海と空を撮った写真をご紹介します。宜しければまたお越しください。
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