私がTwitterでフォローしているのは約1600アカウントで、殆どのつぶやきはタイムラインで追うことは難しく、浦和レッズの試合がある時以外は、それこそログインした際の数分間、その時に見られるTLのつぶやきを見たり、自分でつぶやいたりという使い方をしています。
 
そんな私ですが少し時間に余裕があった数日前、久しぶりに長い時間Twitterを眺めていました。
 
その日は、とある自称イケメン芸人の淫行問題とか、アーティストとして活動している芸人が、エゴサーチで見つけた女性声優を名指しでブログに吊し上げたりといった話題でそこそこ盛り上がっていました。
 
あくまで私の意見ですが、前者の淫行問題について芸人の会見は嘘くさいと感じましたし、直接的な表現は避けると言いながら墓穴を掘っている愚かな人だとも感じました。
 
目線を変えると、淫行という青少年を保護するべき条例についての会見で「肉体関係はあったのですか?」と、少女の立場を考えず直接的に質問をするマスコミのクズさ加減も気になりました。
 
後者の、こちらも芸人が絡んでいる件については、絵本を無料で公開するのも、結果ステマになって絵本の売れ行きが伸びるのも悪いこととは思いませんけど、個人の意見を自分の場でつぶやいた声優をエゴサーチして絡むなんて粘着質としか思えず、率直に気持ち悪かったです。
 
絵本については結構好評なようでしたし、ネット上で話題になっていたこともあったので、私も無料で閲覧しました。私の感想を言うと、好きな作品ではありませんでした。
 
画は美しく、ストーリーも感動的なファンタジーなのですが、読んだ人への誘導がとても狭いと感じました。
 
こういった作品は、読み手が妄想したり想像したりという独自に楽しむ余地が必要だと個人的には思うのですが、クドイくらいに説明的に話を進めてくる印象が強い上に、まるで読み手のすべてにまったく同じ感想を求めるかのように、あとがきでさえもしつこく説明してきます。
 
逆にしつこい分、脚本の稚拙さにツッコミを入れたくなったりもするのです。作品が多く売れるのは良いことですので、それにケチをつける気は毛頭ありませんが、私は買いませんしネットで無料閲覧する以上の興味を持てませんでした。
 

(月の横に金星、その横に火星が見えると別の日のTwitterで見かけたので、D7100を三脚にセットして家の近所で撮りました)
 
と、そんな日のTwitterに興味深い書き込みを見かけました。アサヒカメラ(雑誌)の2月号に「写真を無断使用する“泥棒”を追い詰めるための損害賠償&削除要請マニュアル」という企画を紹介した書き込みでした。
 
興味を引かれた私は早速ポチリとして購入しました。結果その企画を読んだことで、これまでの自分の考えを変えることになりました。
 

by カエレバ

 
社会において、著作権や肖像権が侵害される事案は昔から権利者の悩みの種ですが、ネットが普及して以降はより顕著に社会問題として表面化してきています。
 
私もクリエーターの端くれですので、少なからずトラブルになることはあります。トラブルになってしまうと決着がどうであっても辛い事になってしまいますので、そういった嫌な経験を重ねるたびに自衛手段を増やすようになって、見積書の備考欄の内容がどんどん増えていきますw
 
そんな私の、自分で撮影した写真に対するスタンスとしては、本サイトを公開当初には自由に使って構わないというスタンスではじめて、その後、使用についての記述はしていませんでした。
 
例えば禁止したとして、またウォーターマークをつけたとしても、パクられる時はパクられるし、それを完全に防ぐことは出来ないと思っていて、それが嫌ならネット上に公開すべきではないとさえ感じていたからです。
 
しかし、アサヒカメラを読んでみて考えが変わりました。
 
それはその企画記事の最後に書かれていたことで、(文章を変えてご紹介しますと)「著作権を侵害された人間が黙っているから無断使用を助長するんだよ」というようなことが書かれてあって「そうだよな」と納得したのでした。
 
そこには被害にあった写真家の例や、弁護士が監修した抗議文や内容証明のサンプルが紹介されていて、仕事柄こういった事例には慣れているはずの私でさえ新鮮でした。
 
これからは、プロに限らずアマチュアや写真を趣味にしていないような一般の人でも、被害を被る可能性があると思います。
 
権利侵害の加害者には自分にとって都合が良い解釈で侵害している人や、知らない(無知)で侵害している人も多いです。だからこそ後味が悪い結果になることが多いのですが、自分のコンテンツを保護するために見過ごさずに戦うことが必要なんだと思います。
 
例えば、芸能人を隠し撮りして本人や事務所の許可を取らずにSNSなどに投稿するのは権利侵害です。これを、「芸能人は人気商売なんだから俺の写真で宣伝してやってるんだ」というのは加害者側の暴論です。さらに言うと、写真がなくてもプライベートの場合には「今ここに〇〇がいるよ」などと書き込むのはプライバシーの侵害になります。
 
最近、色々と問題になっているキュレーションサイト(まとめサイト)では、間に運営会社が入ることで侵害者と直接交渉をするまでに時間がかかったりして、さらにややこしいことになっています。そういえばこのサイトの画像も使われたことがありますw
 
これからは出来る限り自衛して、パクられた場合には声を上げて対抗する。という姿勢が必要なのかもしれません。
 
時間の経過で法律などのルールも変わっていきますから、それにも出来る限り対応しながらネットと付き合っていかないといけないと感じました。このサイトでもグレーゾーンがありますから近々調べて対処したいと思います。
 
ちなみに私はウォーターマークは好きではありません。それは写真が壊れる気がするからなので、これからも出来る限りウォーターマークは使わない方向で考えていますが、人物撮影の際にはウォーターマークを必ず入れるつもりです。
 

 
 
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