【古いけれど生きている町並み】佐原の古い町を歩きながら撮影(4)

アウトドア&フィッシング ナチュラム
 
世界中から様々なニュースが届けられ、日本でも待望されていたゲームアプリ「ポケモンGO」のダウンロード配信が昨日から開始されました。
 
私はひねくれ者ですから、撮影でも絶景おすすめスポットなどへは行かないこともないですがあまり好んでは行きません。話題のスポット「濃溝の滝」も近所なのにも関わらず、まったく行ってみる気は無かったりします。
 
そんな私ですが「ポケモンGO」は一応ダウンロードしました。歩きながら撮影をするので、あると少しは面白いかもしれないという動機からでしたが、ポケモンについてはゲームをやったことがなく、アニメも見ていないのでまったくもってわかりませんw
 
ということで、ダウンロードしただけで終わりそうですが、姪などと話す際に「入ってるよ」と言うためだけにiPhoneに入れておきたいと思います。
 
『Pokémon GO』公式サイト
 
早くも日本中で「ポケモンGO」にハマりまくっている人たちの情報がSNSにもあがっています。人気があるものには躊躇せずに飛び込む日本人気質がよく現れていますが、早くも様々な事件が起こっているようです。
 
海外では地雷原に入り込んでいる人や、崖から転落したりなどの問題行為が物議をかもしています。日本でも他人の敷地に入り込んで住人と口論になったりというニュースがありました。
 
こういった趣味的なものは、楽しみ方というか取り組むスタンスがとても大事だと思うのですが、それでなくても問題になっている歩きスマホを推奨しているようなゲームでもありますから遊び方が問われるところです。
 
カメラでもそうですが、夢中になってしまうと他人の迷惑を考えない行動を取る人が現れます。これはカメラに限らずそうなのですが、多くの人が持っているモラルや常識というのは、実は人によって結構な差があると感じます。
 
ただ、本人や他人に対しての危険な行為、また法律を無視した行動などは絶対に避けさせなければいけないのは大人の責任です。
 
どんなに楽しいものでも楽しみ方を間違うと後味が悪いものになってしまいます。しかしこのブーム、それほど長くは続かない気もするので、あまり大事になりすぎずに過ぎ去って欲しいとおじさんは願うのでした。
 
 
さて、以前から行ってみたかった江戸時代の町並みが今なお残る、「北総の小江戸」として有名な「佐原の古い町並み」を見に行って撮影した最終回です。
 
思っていたよりも広範囲にわたって町並みが保存されていた印象で、見どころがとても多く、町の人々も親切でした。是非また行きたいと感じた場所ですが、今度は暑くない時に行きたいと思いました。
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点50mmレンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)と、標準ズームレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はLightRoomCC、補正はPhotoshopCCを使用しています。
 
 
佐原の町並み58
50mm, f/2, 1/5000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
「古書」の看板がとても印象的でした。ボカしても良い雰囲気の町並みが見られます。
 
 
佐原の町並み59
50mm, f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
電柱と電線がなんとかならんのかぁ!と、個人的には言いたくなりますが、これも含めての景観ですね。
 
 
佐原の町並み60
50mm, f/4, 1/400, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
左側は呉服店のようですが、店の中に見える陳列は本でした。古い建物の場合には店内が暗いことが多いので露出が悩みどころです。
 
 
佐原の町並み61
50mm, f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
上の画像の右半分をクローズアップしてみました。露出がアンダー気味になって画が引き締まって見えます。これもAモードで出るシャッタースピード誤差のせいですかね。
 
 
佐原の町並み62
50mm, f/8, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
これも少し明るめですが、上の画像からf/4→f/8で、1/640→1/160と2段ずつなので、一応は基本通りということでしょうけれど明るかったです。
 
 
佐原の町並み63
50mm, f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
昔の郵便ポストが良い雰囲気です。耳かき手工芸とまんじゅう だんご。あまり合っていない気がします。
 
 
佐原の町並み64
50mm, f/4, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
歩いてきた方向に振り返って撮ります。やはり見る角度によって画が変わるのが楽しいです。今更ながらですが。。。
 
 
佐原の町並み65
50mm, f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
測量の道具をモチーフにしたオブジェが印象的な忠敬橋です。
 
 
佐原の町並み66
50mm, f/1.4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
また木格子ですが、バイクに惹かれて撮りました。でもバイクはボカしています。
 
 
佐原の町並み67
50mm, f/2.8, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
オブジェに陽が当たって、日中の明るさが分かる感じの画です。背景のボケ量もコントロールしたつもりです。
 
 
佐原の町並み68
50mm, f/4, 1/1000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
船が一艘浮かんでいるのが良い感じでした。しかしこの画なんかはもうちょっと絞ったほうが良かったと後で思いました。
 
 
佐原の町並み69
50mm, f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
また川から離れて歩きます。古い町によく見られる狭いバス通りです。
 
 
佐原の町並み70
50mm, f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
バスがきました。大きなクルマはみな道路沿いの建物には気を使っているようでしたが、くれぐれも壊さないで欲しいと思います。
 
 
佐原の町並み71
50mm, f/4, 1/640, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
家具屋さんと傘屋さんです。茶色やグレーが多い街の中で傘が華やかに見えました。
 
 
佐原の町並み72
50mm, f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
凄い建物ばかりです。凄いとしか言いようがありませんが、維持は大変だろうと思います。
 
 
佐原の町並み73
50mm, f/4, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
佐原三菱館(千葉県有形文化財)です。レンガ造りのモダンな建築物で町のシンボルです。隣りに入口がある佐原街並み交流館に入りましたら、町に建っている建物のミニチュアが飾られているのですが、これがほんとに精巧にできていて見ていて飽きませんでした。
 
 
佐原の町並み74
50mm, f/4, 1/160, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
これも明るさに対してシャッタースピードが遅いと感じる画像になりました。先ほどの家具屋さんと傘屋さんですが、傘屋さんではなくレディースファッションのお店でした。
 
 
佐原の町並み75
50mm, f/4, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
日の角度が傾いてきました。暑かったですし、たくさん歩いたので帰路につきます。
 
 
佐原の町並み76
24-120mm(24mm), f/10, 1/500, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
土手の下を歩いていたら、土手から直接青空が見えるところがあったので標準ズームに付け替えてワイド端で撮りました。この時大きな草刈機が稼働していて、このポジションからちょっとでも左右にずれると思った構図になりませんでした。
 
 
佐原の町並み77
24-120mm(24mm), f/4, 1/2000, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
「川の駅 水の郷さわら」まで戻ってきました。あえて周辺光量落ちを使って、中央部の空の明るさを強調してみました。
 
 
佐原の町並み78
24-120mm(34mm), f/4, 1/1250, ISO100, 撮影モード絞り優先オート, WBマニュアル
 
中に何があるのかは知りませんが、「川の駅 水の郷さわら」と書かれた建物は例によって定休日でしたw
 
今回は以上です。
 
 
とても歩き甲斐があった見どころ満載の撮影になりましたが、暑かったので体力の消耗がハンパなかったです。
 
この日は見どころのひとつ山車会館なども閉まっていた上に、いつものことながら下準備をしていなかったので、見逃していたスポットも結構あったと思います。
 
そんな佐原は、たまたまかも知れませんが接してくれた人たちの人柄が良かったので、見逃したスポットに再挑戦することも含めて、遠くて来るのに時間がかかるのがちょっぴり難点ですが、また来たいと感じました。
 
暑かったとは言っても、今から思えばこの頃はまだ良かった方なのですが、これからどんどん気温も湿度も上がっていきます。暑いのが苦手な私は夏になると動きが鈍くなりますので、歩く距離も撮影枚数もガッツリと減ってきます。
 
その辺りの対策は自分なりに考えてはいますが、実際にやってみると天候に恵まれなかったりで、あまり効果が無かったりもしますので、出来ることであれば海外にでも飛んじゃいたいところですね。
 
 
話を現実に戻して、次回は以前にこのサイトでもちょこっと触れた、「映画 夏美のホタル」を幕張に見に行った際に、映画館の付近を歩いて撮った画像をご紹介したいと思います。
 
 
宜しければまたお越しください。
 
 



 
 
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