【東京ドイツ村】2014芝桜まつり(1)
ゴールデンウィークも終わり、5月なので安心して5月病になれるなどというジョークをTwitterで見掛けることも減ってきた今日この頃です。実は前回の記事の冒頭で少しご紹介したお客様候補とその友人から「カメラを始めた」という理由だけで、今夜夕食に誘われた私でしたw
そんな私が約一ヶ月近く前、4月中旬の日曜日に私と同じくカメラ初心者の友人と2人で袖ケ浦市にある東京ドイツ村に行ってきました。その日は朝から天気も良かったので写真撮影に限らず外出には最適な一日になりました。
ちょっとした仕事の用事もあったのと、同行してくれる友人が嬉しい事に思いの外楽しみにしてくれていたこともあって、ドイツ村にて所要を済ませた後には他のところにも行こうという計画をしていました。ドイツ村は私の用事、次の目的地は友人の希望でという予定でした。
朝の9時半に迎えに来てくれた友人の車に同乗し出発した私たちは、10時くらいにドイツ村付近に到着したのですが、入場のクルマが長い列を作って並んでいて個人的には驚きました。なぜ驚いたかと言いますと、地元ではドイツ村のことはほとんど話題に上らないので「過疎っている」と勝手に思い込んでいたからでした。
クラブか何かのツーリングだったのか超高級外車も多く入場していました
施設建設開始当時はゴルフ場を作っていたと言われるだけあってとても緑が多く、ヨーロッパを意識した建物とのマッチングがとてもよい景観を作り出しています。
芝桜まつり
村内には何箇所かに芝桜が敷き詰められた場所がありましたが、はじめはそのうち最も入場口に近い芝桜を目指して歩きます。
カメラをはじめてからとてもたくさん歩くようになりました。普段デスクワークが多い人など運動不足気味の人はカメラを始めてみるのも良いかも知れません。
芝桜、近くで見るとこんな感じですが、白や薄紫のジュータンのように見えました。この日ここでは撮影しませんでしたが、もっと接写したい気持ちになって来ました。マクロ系レンズが欲しくなった瞬間でした。
前もって考えずに撮影に行く場合思い立った時にいろいろ撮れるようにと、なるべく多くのレンズを持っていた方が良いのでしょうけれど、やはりかさ張りますからレンズをたくさん持っていたとしても、全てを持ち歩くのは難しいのだと思います。初めて訪れる場所などは事前に撮影イメージが構築しにくいですから、レンズのチョイスなどにも経験値が関わってくるのでしょうね。
悔しくも幸い今の私は標準レンズキットひとつですから、そんな心配をする必要はまったくありません。友人はいくつか持っているようですがこの日は50mmの単焦点レンズ1本で撮っていたようです。(追記:後で聞いたところ、35mmだそうです。失礼しました。)
カメラ上級者からもらったアドバイス
「素人さんはズームレンズに行きがちだけれど、特にズームレンズの必要性を感じないのであれば、まずは単焦点の50mmレンズを使いこなせるまで使いなさい」と言われました。
50mmと言うのは人間の視野に近いサイズのレンズらしく、それほど高価ではないものでも多くの光を取り入れられるのでとても綺麗な写真が撮れるようです。私が仕事にしているもののひとつ音楽で例えると、プロのドラマーが以前「小太鼓一個も叩けないで、何がドラムセットだ!」などと若いドラマーに言っていたことがありました。私はエレキギターが専門ですが、私もその昔先輩に「ギターのボリューム調整も満足にできないでエフェクターなんか100年早いわ!w」と言われたことを思い出しましたが、まさにそういったことのようです。
何のことやら分からなかったかもしれませんが「基本的だけれど奥が深く、使い方によってはより多くの表現が可能になる」そういったことだと思います。APS-Cでは1.5〜1.6倍の焦点距離換算ですので、そのあたりどう踏まえるのかなどもこれから追々勉強していきます。
追記:人間の視野が何ミリレンズかというのは厳密には50mmではないようです。人によっては80mmと言っている人もいますし、34.2mmと言っている人もいます。50mmというのはカメラメーカー(ライカ)が標準レンズとして搭載していたということでした。
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話を戻して芝桜、紫の雪の上に木が立っているように見える風の写真を撮ってみました。
そして木に近づいて、一眼レフカメラを持ったら一度は撮ってみたい「ボケ味」の写真にも挑戦してみました。
この写真は葉と花と蕾、そして奥にある池の色の対比が悪く無いと思っていて、少しだけ満足です。
カメラを始めて感じていることは、制約のないだだっ広いところの写真を撮るのは構図的にとても難しいということです。目に付いたものをそのまま撮るのですが、やはりただ素直に撮っただけでは満足できないことが多いですね。これは自分にとっては永遠の課題ですが、ぶっちゃけ好みの問題ですから好きに撮れば良いとは思います。繰り返しますが自分にとってはずっと課題だと思います。
例えば白い芝桜を撮る
同じ場所で角度を変えて引きで撮る
同じ場所で撮影しても印象が全く違いますね。
次回の記事ではドイツ村での撮影時に「構図」について感じたことを少し考察してみたいと思います。
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