デジタル一眼レフカメラの出荷台数が増えているって!? & 新緑を求めて富津公園を彷徨う(1)



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デジタル一眼レフカメラの出荷台数が増えているって!?

 
6月1日に、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が、2021年4月のデジタルカメラ生産出荷実績を公開しました。それによると、一眼レフカメラの出荷数が前年同月比で増加しているとの発表がありました。
 
実際には昨年の落ち込みがとても大きいものだったので、前年同月比で出荷台数が増加しても一昨年の値から比べると、まったく及んでいないのが現実ですが、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、レンズ一体式カメラの中では、一眼レフカメラが唯一伸びているとのことです。
 
その詳細についてご興味がある方は「CIPA 一般社団法人カメラ映像機器工業会」でpdfファイルをご確認ください。
 
一眼レフファンにとっては嬉しいニュースとも言えますが、きっと一時的なものでしょう。それくらい一眼レフ以外との現在のラインナップ差は大きいと感じています。それでもどんなキッカケでも良いので、一眼レフカメラに触れてみてほしいと思います。
 
それにしても一眼レフカメラとミラーレスカメラを生産販売しているメーカー数を比べると、一眼レフカメラの健闘は素晴らしいと感じますね。まあ、キャノンなんでしょうけど。
 
撮影に出掛けた先で見かけるのは、やはりミラーレス機が多いですが、一眼レフカメラを使っている人もまだまだ大勢います。ミラーレスの魅力も解りますが、そこはあえての光学ファインダー推しの私です。
 
 

新緑を求めて富津公園を彷徨う(1)

 
関東地方はまだ梅雨入りはしていませんでしたが、個人的にはもうとっくに梅雨入りしてるんじゃあないかと、勘ぐりたくなる雨が上がって晴れる予報の5月後半の日曜日。朝日を見に外房に行こうと考えていました。
 
最近の日の出時刻はかなり早くて、場所にもよりますが、4時半くらいになっているところが多いです。うちから移動時間を考えて、遅くても約1時間半前には家を出ようと思っていたら、その時間はザーザー降りでした。
 
現場に行って止む期待もありますが、止まない可能性もあるので、外房に朝日を見に行くのは諦めて、朝までに止んだら近場に新緑を探しに行きたいと撮影の方向性を変更しました。
 
朝になって、曇り空でしたがとりあえず雨は止んだので、クルマで20分くらいの富津公園に行ってみることにしました。新緑に朝日が差す、木漏れ日のキラキラが撮れたら最高だと考えて行きました。
 
結果的にはほとんど日が差すことがなかったので、湿ったジャングルのような道をフラフラと歩いていただけな上に、一番キライな蛇にでも遭遇したらどうしようかと、ビクビクしていましたが、蛇には遭遇せずに済みました。
 
そんな雨上がりの撮影でしたが、近所の富津公園の中でも普段はあまり行かないところを歩いたので、ちょっとした新鮮味はありました。雨上がりで下が濡れていることを想定してレインシューズを履いて歩きました。
 
新緑とかキラキラとかに出会えるのを期待していたので単焦点縛りで挑みました。もっと長いレンズが欲しい場面もありましたが、単焦点レンズで開放とか開放近くで撮りまくることもしたかったので、多少のストレス解消になりました。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズの(AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G)と(Carl Zeiss Milvus T* 35mm F2 ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
 
 
富津公園01
D810, 85mm, f/2.8, 1/125, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
今回の撮影は85mmでスタートです。購入してから2年近くなっているのに、未だにこのレンズの画質の特徴を掴みきれていない私は絞りで悩みます。とりあえずはf/2.8からにしてみます。
 
 
富津公園02
D810, 85mm, f/1.8, 1/1600, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
公園から道を挟んだ駐車場に停まっている愛車を撮ってみます。なんとなくクルマをボカしたかったので開放で撮りました。
 
 
富津公園03
D810, 85mm, f/1.8, 1/320, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
85mmを着けていたので、道端の小さい花を撮ってみました。
 
 
富津公園04
D810, 85mm, f/1.8, 1/800, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ハス池です。開放で撮ったら周辺の光量が落ちちゃいました。
 
 
富津公園05
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO560, 撮影モード絞り優先オート
 
雨上がりの雰囲気を強く感じる色合いです。それほど狭い場所ではなかったと思いますが、ISO感が上がりました。
 
 
富津公園06
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
木々の隙間から石碑が見えました。近寄らなかったので詳細は不明ですが、85mmということもあって、隙間から何かを撮る感じの気持ちになっています。
 
 
富津公園07
D810, 85mm, f/2.8, 1/200, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
結構コテコテ感がある色味です。もうちょっと明るめに補正したら良かったです。
 
 
富津公園08
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
少しずつ山道っぽくなってきました。実際は山ではないので道の起伏は穏やかです。
 
 
富津公園09
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
 
また隙間からシリーズです。木々の隙間からテーブル・ベンチが見えました。
 
 
富津公園10
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
 
これは別の場所のテーブル・ベンチです。ほぼ腐ちていました。
 
 
富津公園11
D810, 85mm, f/1.8, 1/100, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
明るかったり暗かったり、濃かったり薄かったりと、いろいろな緑が見られるのが好きです。
 
 
富津公園12
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO180, 撮影モード絞り優先オート
 
雨上がり感満載の石段です。中望遠らしい画になったと思います。
 
 
富津公園13
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
 
この辺りから「ここを進んで行けるのか?」と思いながら進んでいます。
 
 
富津公園14
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
 
普段はやらないんですが、案内板を開放近くで撮ったので、奥がボケてしまいました。
  
 
富津公園15
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
これが上の案内にある「監的塀」です。道の左右に同じように立っているんですが、85mmだと狭すぎて両方は撮れませんでした。そろそろ35mmか?と思い始めます。
 
 
富津公園16
D810, 85mm, f/2.8, 1/100, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
 
進んでいくと緑のアーチみたいなところがあったので、下をくぐる際に上を向いて撮りました。
 
 
富津公園17
D810, 85mm, f/2.2, 1/100, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
おや?奥になにかあるな、といった雰囲気を表現してみました。
 
 
富津公園18
D810, 35mm, f/2.2, 1/60, ISO100, 撮影モード絞り優先オート
 
ここで85mmではどうにも撮れなくなってきたので35mmにレンズを交換しました。
 
 
富津公園19
D810, 35mm, f/4, 1/40, ISO250, 撮影モード絞り優先オート
 
 道はまだまだ続きます。狭い道だったことから35mmにしたことで構図の自由度が増えました。
 
 
富津公園20
D810, 35mm, f/4, 1/40, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
物置のようなものだったのでしょうかね。
 
 
富津公園21
D810, 35mm, f/4, 1/40, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
森の中を歩いていて、こういったものが突然見えたら驚きますね。まあ手前に看板がありましたけど。
 
 
富津公園22
D810, 35mm, f/4, 1/40, ISO125, 撮影モード絞り優先オート
 
先に進めるのか?というような道をまだまだ歩いていきます。
 
今回は以上です。
 
 
撮影は朝の6時過ぎくらいからだったのですが、案外光が足りなかったという印象で、f/2.8くらいでもISO感が上がってくる環境でした。こうなると単焦点縛りにしたのは正解で、f/4通しの標準ズームの手持ちでは厳しく、ノイジーな写真になっていたことでしょう。
 
かといって三脚は持っていっていなかったので、というか逆に三脚を持っていきたくなかったので単焦点縛りにしたところがありました。みなさんには可能であれば三脚を使っての撮影を一応オススメしておきます。
 
富津公園には何度も行ったことがありますし、以前、D3100を使っていた頃に撮影したこともありますが、今回歩いた道は初めてでした。
 
しかし歩いていくうちに知っている道に出たり、知っている景色が見えたりするので、不安はまったくなかったです。そしてレインシューズをチョイスしたのも結果的には良かったと感じていて、いつものスニーカーのほうが歩きやすさはありますが、足元の濡れを気にせずに歩けました。
 
で、実際に撮ってみると、新緑感というか、瑞々しさとかの表現って難しいと感じました。好きなシチュエーションだからこそ上手く表現したいのですが、まだまだ引き出しが足りないと実感しました。
 
 
次回も引き続き富津公園で撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 

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