緊急事態宣言再延長に思うこと & 仕事帰りに立ち寄った小湊鐵道の無人駅 -2- 月崎駅(1)





緊急事態宣言再延長に思うこと

 
こんにちは、気まぐれで見出しをつけてみました。Red_shieldです。
 
政府は2021年3月5日に、3月7日まで延長されていた緊急事態宣言を3月21日まで再延長することを決定しました。大きな理由は医療機関の病床使用率の高い地域があるということのようです。
 
そこについては仕方がないと見る向きが多いかと思いますが、個人的には自治体も政府もこの2ヶ月間、何をやっていたんだと言いたくなります。
 
最前線でコロナに向き合う医療従事者の方々には本当に感謝するしかないんですが、一方、採算が取れないという理由でコロナ患者の受け入れを拒否している病院があります。飲食店やイベンターには死んでくれと言わんばかりの扱いをしているのにです。
 
この2ヶ月間、病床を増やす努力や医療従事者に対する施策の成果が見えないのに、減らない減らないと言っているだけのように見えます。小池都知事に至っては、つまらないカタカナばかりを並べて説得力の欠片も感じません。
 
飲食店に営業自粛や時短要請をすることで、その飲食店に保証をしていますが、その関連業者(酒、食材、おしぼり等々)に対する保証はない。もとを辿れば自粛を迫られる飲食店が悪いわけではなく、ルールを守らないお客が悪いのに。
 
実際、緊急事態宣言中にも関わらず、私の住む木更津周辺の主要道路は休日、他地域ナンバーで溢れかえっています。ぶっちゃけ緊急事態宣言慣れをしているのが見え見えなので、何が“緊急事態”かと。。。
 
要は、オリンピックまではなりふり構わず抑えたいのでしょう。ただそういったネガティブなニュースばかりな印象がある反面、ワクチン接種が始まったことが追い風になって、株価が上がっていたりもします。
 
コロナ禍で仕事をなくす人や収入を減らす人がいる中、大きな利益を得る人もいて、さらなる格差社会の幕開け感がハンパないです。私はお金に縁のない表現者なので、あまり深くは考えていないですが、これからはどうしましょうかね。
 
休日に県を跨いでドライブをする人の気持ちも個人的には解りますが、やはり人と接触しない、近づかない。ということだけは徹底して続けないといけないのでしょう。そこに自分に都合の良い言い訳や理由付けはなしの方向で。
 
緊急事態宣言と言ってもリモートにしない政治家や、会食している官僚や政治家も少なからずいますし、ストレスが溜まった、と言ってもそれはみんな同じです。仕事は続けていますし、海外からの渡航者も1万人をゆうに超えている、おかしな仕組みの緊急事態宣言です。
 
私は昨年から見まくっていたYoutubeも見たい動画が少なくなってくるほど見過ぎた感があって、新しいチャレンジを始めてみたりして、なんとかインサイドで変化をつけようとしている昨今です。
 
このサイトを止める気は今のところ毛頭ないので、隠れて撮影しつつ細々とでも続けていきます。このサイトはカメラと写真のサイトなので、新しいチャレンジは別ジャンルですが、形になったらご紹介したいと思います。
 
今日は毒づいてしまいましたが、インサイドで変化。人に会わずにアウトプット。を、常に意識しています。みなさんはどうですか?
 
 

仕事帰りに立ち寄った小湊鐵道の無人駅 -2- 月崎駅

 
さて、1月に2度目の緊急事態宣言が発出されて1ヶ月延長されて、さらに2週間の緊急事態宣言再延長された1都3県の千葉県に住んでいる私です。これまで緊急事態宣言中に撮影したことはありませんでしたが、今回はじめて緊急事態宣言中の2月に撮影しました。
 
しかし撮影と言っても仕事が終わってから帰る際に、思いつきでフラッと遠回りして立ち寄った、小湊鐵道の無人駅二駅にて合計20分くらいの撮影でした。人がいない上にコロナ禍で減便ダイヤ中だということ、そして冬の夕方という時間帯も相まって、とても物寂しい雰囲気が漂っていました。
 
この日は3本の単焦点レンズを持っていき、前回は3本使って撮った「上総久保駅」で撮影した画像をご紹介しました。今回は「月崎駅」です。
 
月崎駅は、77万年前の地層「チバニアン」の最寄り駅で、駅舎に隣接した敷地には、中房総国際芸術祭「いちはらアート×ミックス2014」の時に制作された森ラジオステーションがあったりします。
 
そういった意味では結構キャッチーな駅で、平時であれば多くの人が訪れるスポットかも知れません。私が行ったときには、駅の外でスマホで撮影している人が1人、駅には誰もいない状況でした。
 
ここは、駅の向かいにあるコンビニで入場券を買えるということで店に入ったところ、日が暮れるギリギリの時間帯なのに話し好きなおばちゃんと結構話し込んでしまいました。
入場券
入場券(iPhoneで撮影)
 
暗くなりかけてからあっという間に暗くなる季節でもあったので、サクサク撮ってその場を後にしましたが、そこそこの枚数を撮りましたので、今回と次回の2回に分けて画像をご紹介したいと思います。
 
 
撮影は愛機ニコンD810、レンズは単焦点レンズ(Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2)を使っています。撮影時WBはオートですがRAW現像の際に補正していて、RAW現像はCameraRaw、補正はPhotoshop2021を使用しています。
 
 
月崎駅01
D810, 50mm, f/2.2, 1/50, ISO110, 撮影モード絞り優先オート
 
観光地らしい看板が立っていました。いくつかのハイキングコースがあるようです。
 
 
月崎駅02
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
 
屋内照明と屋外照明の色の違いが面白いです。
 
 
月崎駅03
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
森ラジオステーションですかね。自然の良い雰囲気が漂っています。
 
 
月崎駅04
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO320, 撮影モード絞り優先オート
 
そしてチバニアンです。窓の内と外の色の違いがやっぱり面白いです。
 
 
月崎駅05
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
里山トロッコ列車についての案内がありました。“鉄”じゃない私でも興味が湧きました。
 
 
月崎駅06
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO280, 撮影モード絞り優先オート
 
駅舎内は色づいた夜の雰囲気でしたが、外はまだ夕方な感じです。ログハウスのトイレが気になります。
 
 
月崎駅07
D810, 50mm, f/6.3, 1/50, ISO1800, 撮影モード絞り優先オート
 
奥の方もある程度は見渡せるようにf/6.3まで絞りました。当然ISO感は上がります。
 
 
月崎駅08
D810, 50mm, f/6.3, 1/50, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
 
そして絞りを変えずに駅舎を引きで撮りました。若干のコテコテ感があります。
 
 
月崎駅09
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
絞りを戻して線路とホームを撮ります。この駅では反対側にもホームがありました。本当にお客が入れるホームなのか?って感じです。
 
 
月崎駅10
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
そして自分が立っているホームを定番の構図で撮りました。Planarって感じの画になりました。
 
 
月崎駅11
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
前の駅でも撮った看板を、同じような雰囲気で撮ってみます。
 
 
月崎駅12
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
向かい側のホームをまた撮ります。これは多分使っていませんね。
 
 
月崎駅13
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
ホーム側から駅舎の中を撮りました。この色、ハマります。
 
 
月崎駅14
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO1400, 撮影モード絞り優先オート
 
見る方向によって明るさが違っていますが、ISOを見ると、辺りがかなり暗くなっているのが判ります。線路が合流する感じが良いです。
 
 
月崎駅15
D810, 50mm, f/1.4, 1/50, ISO200, 撮影モード絞り優先オート
 
ホーム脇にこれだけが咲いていました。自分的には禁断のPlanar開放で撮ってみました。
 
 
月崎駅16
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO360, 撮影モード絞り優先オート
 
ホームからロードスターが見えました。
 
 
月崎駅17
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO500, 撮影モード絞り優先オート
 
ホームから駅舎に入るの図です。ウッディな雰囲気がローカル色とレトロ感を盛り上げています。
 
 
月崎駅18
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO450, 撮影モード絞り優先オート
 
改札から真正面に見えるチバニアンの横断幕が存在感あります。
 
 
月崎駅19
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO800, 撮影モード絞り優先オート
 
木製の柱を入れて反対側のホームを撮りました。
 
 
月崎駅20
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO400, 撮影モード絞り優先オート
 
月崎駅の向かいにあるヤマザキYショップです。ここで入場券を買いました。
 
 
月崎駅21
D810, 50mm, f/2.8, 1/50, ISO2200, 撮影モード絞り優先オート
 
もりらじお、何かやっているときにまた来たいと思いました。当分は無理そうですが、、、
 
今回は以上です。
 
 
鉄道マニアではない私でも小湊鐵道の雰囲気は良いと思いますし、無人駅を撮影するのは楽しいです。特に暖色系の駅舎内部照明と、白色の外部照明の対比が面白い撮影でした。
 
コロナ禍で陸上、海上、航空、関係なく交通機関は、経営的には難しい局面にあると思いますが、こういったローカル線の風景はなくならないで欲しいですね。
 
千葉県は決して交通の便が良いとは言い難いですが、雰囲気を持ったローカル鉄道が結構あります。これまでもいくつかの駅で撮影しましたが、どこも似たような雰囲気がありながらも個性的でもありました。
 
これまでは駅で撮っていても、日中の時間帯が多かったので、今回のように夕方の撮影はとても新鮮でした。やはり建物や駅付近の景色だけでも良いのですが、照明が加わるとレトロ感が高まる駅もあります。
 
今回の1駅目「上総久保駅」では、一本の大木が季節によって風景を変えてくれる期待がありますし、2つ目の駅「月崎駅」では人が賑わう光景が想像できます。
 
今回は思いつきで適当に選んだ駅に行きましたが、それほど遠くない他の駅にも行ってみたいと思いました。無人駅であれば人との接触もありませんし、何かに触れなければ接触感染もありません。
 
最新の注意を払っていても、感染してしまうリスクは皆ほぼ平等にありますので、外出しないのが一番良いのでしょうけれど、仕事をしている限り外出は避けられません。そういったことであれば仕事で外出したときに撮るという最低限の活動はできると思います。
 
冒頭でお話した新しいチャレンジは、限りなく100%に近い確率で家で完結できますから、なるべく早く形にしたいと考えています。
 
 
次回も引き続き、小湊鐵道の無人駅、月崎駅で撮影した画像をご紹介します。宜しければまたお越しください。
 
 


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