真夏の埼スタ(2)-試合中と後のスタジアム-(ニコン木更津アウトレット店もちょっとだけ)
三井アウトレットモール木更津内に本日オープンした「ニコン木更津アウトレット店」をちょっとだけ見てきました。
iPhone5にて撮影
私が行ったのはお昼頃でしたが、雨が降ったり止んだりと生憎の天候でした。台風が来る前に遊んでおこうという人が多いのか、ニコンに限らずたくさんの人がアウトレットに来ていて、駐車場も満車に近い状態でした。
そういうことですから、ニコンも凄く混雑した状態でしたので、ショップスタッフと話をするどころか、商品にもあまり触れない状況でした。
iPhone5にて撮影
さらっとひと通り見た感じでは、福袋的な8,000円とか25万円とかの数種類の商品が多数置かれていて、結構好評なようでした。これまでアウトレットにはナイキファクトリーストアにスニーカーを買いに行く程度でしたが、これからは行く楽しみがひとつ増えました。地元に住む者の特権で比較的空いている平日に行こうと思います。
さて今回は、前々回の記事「真夏の埼スタ(1)-試合前、雨に降られてずぶ濡れ編-(花火写真のおまけ付)」の続きをご紹介します。
これまでコンデジは長いこと使ってきましたが、サッカー観戦時のスタジアムでの撮影は歴代wのパートナーに撮ってもらっていました。まあぶっちゃけ元カノに撮ってもらっていた訳なのですが、たま〜に嫌だと言われて私が撮ることがありました。
そんなことを思い出しながら撮影していましたら、コンデジと一眼レフとの違いを改めて実感しました。
やはりフォーカススピードやシャッターの反応速度が、私のエントリー機でもコンデジのそれとは明らかに違います。今の私にはまだ思い通りには出来ませんが、シャッタースピードによって躍動感やスピード感が表現できるのだと思います。
また全面に広がる緑色のピッチは、色調整が難しいのかホワイトバランスも含め、コンデジでは撮影結果のカラーバランスがマチマチになるのですが、デジイチの場合はそのバラつき誤差は少ないです。
今回のようなナイター撮影の場合には高感度ノイズが出やすかったり、それによってシャッタースピードが稼げないということもありますので、撮影道具や撮り方に工夫や慣れは必要だと感じますが、やはりコンデジよりは数段良いと感じました。
この日の撮影は標準ズーム(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)と単焦点35mm(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)で、シャッター優先モードでホワイトバランスは曇り空、ISOはオートで測光モードはマルチパターンで撮っています。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO9000
迫力のある寄りの画も良いですが、寄りだけではなくて引きの画像も充分絵になると思います。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO12800
前もって何かで読んでいた、スポーツ撮影はシャッタースピードを早くするといった情報から、シャッタースピードを早めに設定して撮りましたが、ISOがガン!と上がってしまい、まだ夕方なのにノイズが出ています。しかし梅崎選手のクロスの瞬間が撮れました。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO12800
アスリートのぶつかり合いや素早く動くボールは止めて撮ることができました。今度は流れるような感じのスピード感も表現したいところです。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO12800
柏木選手のフリーキックです。これゴールに入っていくように見えますが、この後ポストにガン!と当てて跳ね返ったところを阿部選手が決めました。しかし得点シーンは前の人が、わっ!と立ち上がって撮れませんでした。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/1600, ISO12800
すっかり日が落ちて暗くなっている空と、後半開始前の円陣を撮りました。
18-55mm(50mm), f/6.3, 1/1000, ISO3200
試合は阿部選手が決めた1点を守ったレッズが完封勝利を収めました。無失点試合の時にはスポンサーの文化シヤッターが、大型ディスプレーにこういった画を表示してくれます。ボールを両手で持ってセービングしている画のアイコンが7つになって、今季7試合目のシャットアウト試合という意味です。
18-55mm(55mm), f/5.6, 1/640, ISO9000
選手たちが挨拶に来てくれました。
ピッチ内の写真は以上ですが、18-55mmでも思っていたよりも結構撮れた気がしました。FinepixS5200の頃には10倍ズームでしたので、結構寄りで撮れた記憶がありますが画像は明らかに荒かったです。
望遠があればもっと良かったかもしれませんが、標準ズームには標準ズームの良さがあると思います。画質次第ではプレー中の写真などはトリミングしても良いですから、これくらい撮れれば問題無いといえると思います。
しかし次回は28-300mmでチャレンジしたいです。手ぶれ補正がないので最低でも一脚が必要かと思いますが、スタジアムに持ち込めるのかスタッフに聞いてくるのを忘れました。
そろそろ席を立つのですが、その前に単焦点35mmにレンズを付け替えて、35mm縛りでスタジアムの周りを撮ってみました。WBは変更していません。
35mm, f/1.8, 1/320, ISO1800, AWBスポット
以前、「夏の夜景撮影漬け(4)〜#BOSO写真部撮影会、木更津・袖ヶ浦〜」の際にも、前回記事の「番組の途中ですがニュースです。三井アウトレットモール木更津にニコンが!」でも触れていますが、看板とか標識とかが好きな私です。
35mm, f/1.8, 1/320, ISO1600, AWBスポット
帰路につくサポーターを上から撮ってみました。ゲートの向こう側では勝利を祝って呑んでいる人も多いです。
35mm, f/4, 1/500, -2.3EV, ISO800, AWBマルチパターン
こういった撮影は難しいです。照明があたっている赤い布にエンブレムが描かれていますが、明るくすると白く光ってエンブレムが見えなくなってしまいます。この写真を撮るまで露出を調整して何枚も撮り直しました。
35mm, f/4, 1/80, ISO800, AWBマルチパターン
夜のスタジアムはチームカラーの赤が演出されたライトアップが美しいです。良い感じで影になって人は多く写っているけれど顔が認識できない感じが上手く撮れたと思います。難を言えば木が邪魔なことです。余分な光の映り込みは消しちゃえば良いので大丈夫ですが、面倒なのでやりませんw
35mm, f/4, 1/30, ISO3600, AWBマルチパターン
露骨なオーバーになってしまいました。パラメーターはそれほど極端ではないので、これはパラメーターでは分からないところですね。
35mm, f/4, 1/30, ISO2500, AWBマルチパターン
浦和美園駅に向かって人の波がほぼ一気に流れ出します。大きなスタジアムの場合にはスタと駅との間に、ある程度の時間を要する距離を取らなければ危険なのだそうですが、まさしくその通りだと感じます。この試合では満員には及びませんが約4万人(39224人)の観客が入場しました。
以上で夏の埼スタ遠征の記事は終わりです。しかし正直サッカーを見る時にはあまり撮影はしたくないと思うところは変わりませんでした。スタジアムに行く際に必ずカメラを持って行くことは変わりませんが、試合の前後やスタジアム周辺などの写真を中心に、気持ちの余裕がある時にプレー中の選手を撮ろうと思います。
それでも可能な限りスタジアムに足を運びたいと気持ちを新たにしたのでした。
次回は夏の夜景撮影漬けシリーズの最終回をお送りする予定です。宜しければまたお越しください。
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